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2015年に相続税の内容が改正されます

 

先日、2015年1月1日に改正される「相続税」についての

勉強会に参加してきました。

 

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国税庁のまとめによると、

2012年に亡くなった人の財産が課税対象となった際にかかった相続税は、

1件当たり2388万円(前年比1.6%減)(日本経済新聞電子版より)。

現在の相続税の仕組みになった1994年以降、10年分に次いで2番目に低かったそうです。

その要因は、土地価格や株価の下落など。

2012年に亡くなった約125万6千人のうち、課税対象となったのは4.2%の約5万2千人。

課税対象の総額は10兆7706億円。内訳は、土地が全体の45.9%で最も多く、

現金・預貯金などや有価証券が続きます。

 

現在の仕組みでは、財産から「5千万円+1千万円×法定相続人数」を控除した額が相続税の

課税対象です。

2015年1月1日からは、この基礎控除が4割引き下げられます。

「3000万円+600万円×法定相続人数」

例えば、妻・子2人(法定相続人計3人)場合

現行「8000万円」→平成27年より「4800万円」に。

さらに、最高税率が50%から55%に引き上げられます。

財務省の試算では、ここ10年は4%台前半だった課税対象が約6%に増える見込みです。

 

相続税や贈与税は、住宅取得時にも大きくかかわってきます。

新税制に関する詳細は、テクノホーム興永スタッフまでお尋ねください。