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蓄熱暖房器 “ユニデール” 

これから暑さが増すこの時期に、蓄熱暖房器なんて・・・。

そう、考える方は多いと思います。

しかし、注文住宅の場合、お打合せの期間によって変わりますが、

多くの場合はご入居いただくまで約4か月から半年ほどかかります。

夏に家づくりをはじめると、入居するころは真冬。

暖房器の計画も必要になります。

暖房手段の一つとしてぜひご紹介したのが、蓄熱式暖房器です。

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蓄熱式暖房のルーツは、中世ヨーロッパではどの家庭にもあった暖炉と言われています。

暖炉に使われているレンガが、炎の熱で温められるときに放出する輻射熱は、

就寝中も穏やかに放熱を続け、朝起きた時も部屋の中はポカポカ。

蓄熱式暖房器は、この原理を応用したものと言えます。

蓄熱式暖房器「ユニデール」が誕生した背景には、

1950年頃、イギリスの電力公社が昼と夜で大きな差がある電力需要を平準化するため、

深夜電力を使用できる蓄熱機器の普及を図ったことにあります。

電力供給が不安定な現代、蓄エネが注目されてきています。

ユニデールは、夜間も休むことなく、

昼間の約1/3の料金の深夜電力を利用して熱を蓄えます。

そして、深夜じっくりと温められたレンガは輻射熱を放出し、

部屋じゅうを穏やかに温めます。

その後、昼間はほとんど電力を使わず、

蓄熱されたレンガから放出される輻射熱により、部屋をムラなく温めます。

詳しくは、モデルハウススタッフまでお気軽にお問い合わせください。